旦那様にイラっとする奥様におすすめ『夫婦脳』

★夫婦のこと

こんにちは!

突然ですが奥様…旦那様に不満はありますか?

旦那様の行動や言動にイライラしたり失望したりすることはありませんか?

その原因が旦那様個人の性格のせいではなく、世の男性共通の行動パターンだとしたら、ちょっと見方が変わるのではないでしょうか?

最近旦那にイライラしてる…!

私の話を聞いてくれない!

もっと気にかけてほしいのに…。

などなど、今日は旦那様に思うところがある奥様におすすめしたい一冊「夫婦脳」について書きたいと思います。

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「夫婦脳」を読んでみたら…。これ、私と夫の事が書いてある!?

子供達がまだまだ小さかった頃、私は夫に対して

「冷たいなぁ。」「優しくない…。」「私の話を聞いてくれない!」

と失望し、悲しくなることがたびたびありました。

夫は決して冷たい人ではないんです!むしろ私に対してとても甘いと思います^^

でも時々、なんだか大事にされてないような気がして、腹が立ったり落ち込んだりしていました。

そんな時、黒川伊保子さん「夫婦脳」という本を読みました。

そこには

「これ私と夫のことが書いてある!?」

と思うくらい、当てはまることが書かれていました。

そして私が夫に対して不満に思っていたことが、男性脳ならではの考え方によるものだと知り、「そうだったんだ…!」と腑に落ちたのです。

男性の見ている世界は、女性の見ている世界と全然違うらしい。

黒川伊保子さんは「夫婦脳」の中で、男性脳と女性脳の違いについて書いているのですが、例えば―。

探し物が下手くそな旦那

夫は引出しや冷蔵庫の中から何かを見つけるのが苦手です。

目の前にあるのになぜか目に入らない。「そ・こ・に!あるでしょ!!」って言いたくなります。

でもそれには男性の脳ならではの理由があったんです。

というのも、男性は空間をまばらに眺めているらしいのです!

その見方のおかげで、男性は空間認識危険察知に長けているのだそうです。

地図もない大昔、狩りにでかけて行き、家族の待つ洞窟に帰ってくることができたのもこの能力のおかげだったのだとか。

現代社会でも、仕事で複雑な図面を読んだり、車の車庫入れを難なくこなせるのはこの能力があるからだそうです。

だから反対に、近くのものを見るのは苦手なんですね~。

原始時代の夫婦の役割分担

ちなみに女性はというと、物の表面をなめるように見ているそうですよ!

自分で考えたこともなかった!
なめるように見てるかなぁ…?
生まれた時からこの見方しているからわからない!

この見方のおかげで、赤ちゃんの顔色食べ物の鮮度の変化を見逃さないのだそうです。(特にピンク色を男性の何倍も敏感に見分ける能力があるそうですよ!)

まだしゃべることができない赤ちゃん。顔色の微妙な変化から赤ちゃんの体調の異変にママが気がつくことができるのは、この能力があるからなのだとか。ママの勘ってこれなんでしょうね。

こんな風に、お互いに気づいてないけれど、男性と女性で違う性質があるようです。

男性脳は「察する」のがとても苦手…!

ごはんができてもテーブルの上を片付けてくれない夫夫婦脳 P48より↑

「言ったらやってくれるけど、言わないとやってくれない。」

これ、めっちゃあるあるじゃないですか!?

女性は察する能力、共感する能力がありますが、男性は反対に鈍感力が高い。

鈍感力というのは決して悪いものではなく、男性はこの鈍感力のおかげで、細かいことに気をとられず強い集中力を長く継続することができるのだそうです。

細かいことが気になってしまったら、狩りの途中で命を落としてしまいますもんね。近代でも、橋をかけたりトンネルを掘ったり大きなビルを建てたり…どれも粘り強い集中力が継続して完成したものです。

半面、女性は察することで相手を思いやる気持ちを表現するので、それをしない夫に対して

「察してくれない…。

ということは、私を軽んじている…。

つまり、もう私を大事に思ってないんだ!!」

というふうに思ってしまうのです。私はめちゃくちゃ思っていましたよ!なのでとても悲しかったです。

でも「夫婦脳」を読み、夫は私とは違うものの見方や考え方をしていたと知り、ホッとしたのでした。

「そうか、別に私を軽んじているわけではなかったのか…!」って。

ま~だからといってこんなことされたら、悲しみや怒りは感じますけどね…。やっぱり察してもらえたら嬉しい。

ごはんができると、てきぱきとテーブルの上を片付ける夫

ちなみに私はこういうことをされた時 すごく不機嫌になる ということを長年繰り返した結果、「ごはんだよ~」と言うと、夫はてきぱきと準備を始めるようになりました。

不機嫌で相手を操るというのは、お互い気分の良いものではないので褒められたものではありませんけどね…。言葉で伝えるほうが絶対に良いですからね。

最初の頃は動いてくれない夫に対し、「手伝うのが嫌なの?私が全部やれって事…!?」とムカムカ思ってたのですが、夫はただ単に気がついていないだけで、お願いすると気持ちよく手伝ってくれることがわかりました。もしかしたらそういう旦那様多いかもしれませんね。

夫にとっても、理由もわからず不機嫌になられるほうが嫌に決まってますし、やってほしい事はちゃんと言葉で伝えよう…と書きながら思う次第です^^

愚痴を聞いてほしい時は最初に予告しておく。

妊娠中、食器洗いが大変な時の夫の対応

↑これ、一人目妊娠中の頃の会話です^^

私がなぜ「腰がつらい」と言ったのかというと、

①思ったことをただ口に出してみたまで。

②頑張ってお皿を洗ったことをねぎらってもらいたかった。

③何だったら「大変な時は手伝うよ♡」とか言って労わってほしかった。

こんなところでしょうか。特に何か解決策を求めたわけではありませんでした。

でも夫の方は「問題解決を求められている!」と思っていて、労りの言葉を求められているなんて思いもしないのです。

女性は対話の中で共感を大事にするけど、男性は「共感したって何の解決にもならない。」と思ってますからね。

旦那様に悩みや愚痴をこぼした時、話の途中で解決策を提案され、

「もうあんたには話さない…!

となったことありませんか?

私の周りのママ達からも、

「だったら行かなきゃいいじゃん。」

「だったらやめればいいじゃん。」

と旦那様に返されてキィーッとなった話をよく聞きます^^

旦那様にしてみたら、困っている奥さんを助けたくて、良かれと思ってのアドバイスなんでしょうけどね…。奥さんとしては旦那様にただ聞いてほしいだけなんですよね。

ママ友と愚痴を言い合うのも楽しいけれど、すべてを話せるわけではありませんよね。家族にしか話せないこともあります。

なので、特に解決策を求めず、ただ聞いてほしい時には

「解決してほしいわけじゃない。ただ、そうだね~と聞いてほしい。」

と最初に伝えておいた方が良いのでしょうね。

ちなみに男性にとって、オチが読めない・脱線しまくる女性の長話を延々と聞かされることは大変なストレスらしいです。

こちらもありがとうの気持ちを忘れてはいけませんね^^

ちょっとだけ旦那様に優しくなれるかもしれません^^

「夫婦脳」には、わかりあえない男女のすれ違いを、脳科学的・動物学的な視点でわかりやすくおもしろく書いてあります。

この先の50代~もっと先の夫婦関係についても触れられています。

自分達夫婦の関係だけを見つめていると、「私達やっていけるのかしら…。」と不安になるけれど、大昔からずーっと変わらない、よくある男女のすれ違いをやっているに過ぎないと思えば、少し気持ちが楽になります。

そして、私が夫に不満を持つのと同じように、夫だって私に対して不満があること、そういうのもありつつ一緒にいてくれてるんだなぁと気づかされる本です。

私はもうちょっと早いうちにこの本を読みたかったな^^

そうしたら何年も無駄なすれ違いをしないで済んだのに…!と思います。

ということで、気になる方はぜひ読んでみて下さいね。

特に子育て真っ最中の、旦那様に爆発寸前のママさんにおすすめしたいです!

そして「最近うちの奥さんイライラしてんなぁ~。」と感じている旦那様にもぜひ読んでもらいたいですね~^^きっと理由がわかるはずです。

ちょっとだけ、お互いの理解が深まると思いますよ。

サクッと読むなら「妻のトリセツ」もおすすめです。

こちらの記事で書いてます。↓↓↓