こんにちは!
先日、埼玉県さいたま市の鉄道博物館へ行ってきました。
コロナウイルスの心配もあり長い間おでかけは控えてたのですが、優待券の有効期限が今月末だった事もあり、思い切って行ってきました。
今日は、「コロナ禍の鉄道博物館に行ってみた!」というお話です。
コロナウイルス対策中の鉄道博物館がどんな感じだったか、お伝えできればと思います。
ニューシャトルに乗って鉄道博物館へ!
土曜日、大宮駅からニューシャトルに乗って、鉄道博物館へ向かいました。
10時前のニューシャトル。いつもなら鉄道博物館へ向かうお客さんで混雑していますが、空いていて車内はゆったり。
こんなに空いているニューシャトルは初めて…。
というのも、現在鉄道博物館は『入館券事前購入制』となっていて、事前に時間指定の入館券を購入する必要があるのです。そして指定された時刻にならないと入館ができません。(遅くなる分にはOK!)
入館券はセブンイレブン、ローソン、ミニストップで購入できます。
詳しくは↓の公式サイトでご確認ください!
今まで朝イチの開館に合わせて来場していたお客さんが、時間指定になった事で分散されたようです。
開館を待つ列も、今までと比べると全然短い~!
以前はギュウギュウに詰めて並ばされたものですが、ソーシャルディスタンスを保つためにラインが引かれているので、暑い季節でもゆったり並ぶ事ができて快適でした^^
ほんとこの開館前の行列、前後左右間隔開けずに詰めて並ぶのが辛かったんですよね…。数年前に幼い二人を連れて鉄道博物館を訪れた時があったんですけど、あまりの暑さに倒れそうになりましたからね…。コロナは困りますが、これは嬉しい変更点かも^^
入り口で手のアルコール消毒と、サーモグラフィーカメラでの発熱チェックをして、いよいよ入場です~!
スタッフさんも対策を取られてました。
このとおり鉄道博物館での入館券の発券は中止となっています。
久しぶりの鉄道博物館、エントランスホールがすっきりしていました。
こんなスタイリッシュなインフォメーションもできててビックリ!
※ちなみに我が家はこの日がリニューアル後初の鉄道博物館だったので、「エッ今頃知ったの?」というリアクションが続きますが、どうかご容赦ください^^久しぶりのてっぱく、新鮮な驚きの連続でした!
鉄道博物館といえばまずはココ!「車両ステーション」
まずはやっぱり「車両ステーション」から!
朝イチの車両ステーションは驚くほど空いていました。
転車台回転や汽笛吹鳴の実演は中止。
映像を使用した展示。これは前来た時にはなかった!おもしろい^^
車窓の映像が流れていきます。電車が実際に動いているような錯覚に陥る…!
ポコッと離れた部屋に展示されている0系を見に行きます。
中には入れないようになっていました。
窓を開けて換気ができない車両には入れないようにしてるんでしょうね。
「てっぱくひろば」はどこに行った?
車両ステーションから外に出ると、今までは広々とした広場だった場所にE1系が展示されていました。そして2018年に完成したという南館が建っていました。
「てっぱくひろば」はどこに行ったのかな?と思ったら南館の奥にありました!コンパクトになってる!ミニはやぶさ号は運休中でした。
鉄道博物館の南館に初潜入!E5系と400系がドーン。
南館に初潜入します!
南館に入るとまず目に入るのはE5系(モックアップ)と400系!
山形新幹線!つばさ!グリーン車!400系を初めて見る事ができました^^
山形新幹線に我が家が初めて乗った時にはもうコレになってました。↑
400系もやはり中には入れませんでした。コロナが落ち着いたらまた来よう。
「仕事ステーション」でチャレンジ!鉄道マン
南館1F・2Fには「仕事ステーション」があります。
鉄道にかかわる様々なお仕事をパネル操作で体験できます。内容は難しくないので小さい子でも楽しめそう^^
車両デザインをしています。
2Fの仕事ステーションには運転シミュレータがありましたが、現在休止中でした。
ん~これはおもしろそうだ!再開したらまたにぎわうのでしょうね。
「未来ステーション」で自分のアバターを作ろう。
次は南館2Fの「未来ステーション」へ。
撮影した写真をもとに自分のアバターを作る事ができます。作ったアバターはこんなふうに↑アニメーションに登場させる事ができますよ。任天堂のMiiみたいな感じでカワイイ^^
非接触のタッチパネルを体験。浮き上がった映像のボタンを押してます。空中のボタンを押すのはコツがいるようでなかなか難しかったです^^
今後この技術が普及したら、券売機のボタンに直接触れる事なく切符が買えますね。
懐かし話で盛り上がる「歴史ステーション」
そして南館3Fの「歴史ステーション」へ。
1872年(明治5年)から現代までの鉄道の歴史を、時代ごとに区分して展示してありました。
この歴史ステーション、今回の鉄道博物館で一番面白かったです!見どころだらけで、歴史ステーションにいた時間が一番長かった^^
時代ごとの入り口に、こんなふうに↑その当時を再現したチケット売り場と改札が展示されてて「オオ~ッ!」となりました。
これは私の親世代かな?電報とか国鉄という言葉に時代を感じますね。
この辺りになると私の世代かな^^ラクダの絵に見覚えが。オレンジカードなどの懐かしアイテムも展示されてて、昔話が止まらない…!
戦時中の駅弁の掛け紙や、
モダンな食堂車のメニュー、
昔の子供の絵本やおもちゃなど。鉄道を通して、時代時代の背景や流行が見られるのも楽しいですね。
全国各地のICカード。息子は全国コンプリートを目指しています^^
歴史ステーションは内容盛りだくさんで、写真もいっぱい取ったのですが、ものすごく長い記事になってしまいそうなので泣く泣く割愛。とっても楽しいエリアなのでオススメです!
ランチは新幹線ビューの「ビューレストラン」で。
南館4Fの「ビューレストラン」でお昼ごはん。てっぱくといえばコレ!のハチクマライス(乗務員のまかない飯)もここで食べられます。
私はとんこつラーメンにしました!ずっと外でラーメン食べたいと思ってた…。
夫はカツカレー。例によって福神漬けは私がいただきました^^
3月の一斉休校から、我が家の子供達はずーっと外食をしてなかったんですよね。(テイクアウトはたまーに食べてましたが。)
久々の外食!それもてっぱくで!と大喜びでした。良かったね^^
11時半に入店した時はまだまだ席は空いてましたが、12時前にはだいぶ席が埋まり、食券の券売機にも列ができていたので、やはり早め早めの行動が良いですね。早く行けば新幹線ビューの席も確保できますね^^
ビューレストランの外に出ると、「トレインテラス」がありました。ビューレストランの料理をテラスに持ち出す事はできませんが、お弁当を持って行って電車を見ながらのお外ランチなんていいですね!こちらは在来線ビューになります^^(この日はめちゃくちゃ暑くて「絶対無理!」って感じでしたが…。)
南館から本館へ。
昼食を済ませて、そろそろ本館へ戻ります。
南館と本館を結ぶ連絡通路を通って移動します。
ちなみに外から見るとこんな感じ。183ランチトレインの上を通っています。
並走するニューシャトルがよく見えます。
本館に戻り鉄道文化ギャラリーやスペシャルギャラリーを見学しましたが、撮影不可エリアだったので写真はありません。
「科学ステーション」は体験可能でした。
次は本館2F・3Fの、電車が動く仕組みを展示装置を使って体験できる「科学ステーション」へ。
ガランとしたスペースがあったので、多少展示物を減らしている様子でしたが、これまでどおり実際に触って体験する事ができました。小さいお子さんはこのエリア楽しいですよね^^
「キッズプラザ」はほとんどがお休み中でした。
本館1Fの「キッズプラザ」という小さい子向けエリアへ。以前来た時にはなかったので興味津々で中へ^^
屋内キッズパークの鉄道バージョンですね~^^しかしほぼお休み中。
コロナウイルスがなければ大盛況だったはずのこのエリア。コロナが落ち着いて、ちびっこ達がまた楽しく遊べますように。
キッズカフェは営業中。小さいお子さん連れのファミリーでにぎわっていました^^
ミニ運転列車もてっぱくラインも運休中
キッズプラザから外に出ると、「ミニ運転列車」の入り口が。こちらも現在はお休み中。
鉄道博物館でミニ運転列車に乗るのを毎回楽しみにしていた子供達ですが、仕方ない!
「てっぱくライン」も運休中。
「キッズライブラリー」もお休みでした。歩き疲れた後、この座席にゆったり座りながら本を読むのが毎回の楽しみだったので残念!
電車の走らない静かな線路です。
コロナ禍のてっぱく(鉄道博物館)はこんな感じでした。
そんな訳で、コロナ禍の鉄道博物館はどんな感じだったかを書いてまいりました。
シミュレータやミニ運転列車、ミニはやぶさ号などを楽しみにしているちびっこには、今の鉄道博物館はちょっと物足りないかもしれませんね。
とはいえ、今まで通り車両の中に入れる展示もありましたし、科学ステーションや仕事ステーションでは展示に触れて体験する事ができました。
そして「空いてる!」というメリット。展示をじっくり見たい派の方には今がチャンスなのでは!?と思いました。私的には、こんなにゆったり回れるならまたすぐにでも行きたいかも^^
小さいお子さんを連れて混み合うレジャー施設に行くのは心配…という方にも、逆に今のタイミングはオススメかもしれません!
対策を万全にして、おでかけを計画してみてはいかがでしょうか。